光感受性発作

 般若心経は世界を創造する性質や自然の中にある音の揺らぎ光の揺らぎは、肉体の五感を通して心【念】が反応する時に物質を創る元になる性質が、光の色彩として心の眼で捉えられると書かれています。

 経典の色即是空 空即是色が一般的に説明される場合、空から発生したものは色であり、色の実態は空と同じものなので、存在しない空の性質と、物質の色は同じものである。もう少し詳しく説明すると、あらゆる現象はの波動から発生し、人の思考が形として現実化した物や他の動物、自然の中にある物質、自然現象もそうですが、元々は何もない空の性質から生まれるので、元の空である性質を抜きにして物や現象は成り立たない。だから物には実体がない。

 この説明は、世の中の生物や事象は空から発生するので実態がなく、眼に見える物は存在しないと説明されるのですが、頭で理解することが出来ても眼の前にあるものを、何も無いと否定することは難しいかもしれません。もし、彼方の子供や恋人は実体が無く、何も存在しないのですと言われても、受け入れるのは無理があるかもしれません。人間は色の物質と、実体のない空の性質は違うものであるという固定概念の約束の中に成り立っているからです。

 深い宗教体験を実践する立場からみると、宇宙世界に存在する物質や、あらゆる生物の持っている性質を創りだす仕組みは、深い宗教体験の時に微細な振動として捉えられ、光の色彩として観えるようになります。そのような体験は、肉体的な我欲が抑えられた無意識界といわれる時に理解されます。無意識界とは肉体の持っている我欲を離れ、知識による思考が抑えられた空の状態を指し、自身の念が世界を創りだす根源的な性質と一体になることで理解できます。

 物質生物の持っている本質的な性質、実態の中にある空色の刺激は、五感を通して人の念に影響をあたえますが、生物の持つ固有の性質形態を創りだDNAに記憶する仕組みも、実態の中にある空色の性質が念に影響あたえ変化してゆくことが理解できるようになります。大脳皮質の発達していない本能で行動する動物も、固体に合わせた念の波動を持ち、生きるために必要な場所の波動に合わせて変化してゆきます。

 人の念を光の色彩として捉えると、激しく感情的になっている心、怒り、憎しみに似た感情を持っている人の念は赤系色に感じられることが多いようですが、積極性のある人闘争心を持っている人も似たように感じられるので、一概に悪い作用を起こすとは言えません。しかし、相手の念に強い影響をあたえることに違いはありません。もし、一度に複数の人達から激しい念を向けられると、稀に意識感覚が薄れ、忘我状態になり思考が停止する人もいます。高血圧症や脳障害を持っている人を霊視すると、似たような念光を観ることがあります。穏やかで安定した心、聡明で集中力があり思いやりを持っている人の念の波動は、青系色の光として感じられ、それらの念の波動は個人の性格や話し方、行動として現れます。

 光感受性発作のように物質の波動が人間の念に影響をあたえる可能性は、空即是色、つまり、空から発生する色は同じものであるが、色から発現した物質も空の性質と同じものであると解説されています。つまり、何も無い空の性質から発現したものは、みな同じ物であるから、色から発現される物質の性質が人の念に影響をあたえる可能性は、般若経典に書かれているのです。そのような事が起こりうることは、古くから神教仏教の建物や宗教的な儀式などの広い範囲に証明されている。教会のステンドグラス、日本の仏像、チベットの仏像、などに見られる色彩等の刺激は、五感を通して念に影響をあたえ、霊性の進化を促進させる目的に使われているのです。

 人間の持っている念の性質はF分の1の音の揺らぎが心に穏やかで安定した感情をつくるように、自然の中にある光の揺らぎも同じように、心に影響をあたえます。人工的に作られた物からでる電磁波、自然の中に発生する磁場も同じような現象として観ることがありますが、これらの波動のメカニズムが人間の心に与える影響を科学的医学的に解明することができると、急速に霊性の進化が進むでしょう。

 光感感受性発作が起きる原因として考えられるのは、周囲が暗く意識に変化がおきにくい、青系色を長く見て念が鎮静されている、【黄色も同じような作用があります】肉体的な思考感覚が抑えられたので、念体の感覚が活性化されて優位な状態になっている。そのような時に性質の違う赤系色の急激な刺激が加わったことによるものですが透過光が思考のフィルターを通らず直接念に入影響をあたえると、心に強い恐怖心に似た状態が湧き起り意識障害をおこします。 深い宗教体験で人の念と融合すると、ある一定の光の波動が観えるようになりますが、心の深い部分に入ってゆく時は、いつも、意識の元にコントロールされているので障害がおきないのです。

 透過光の爆発シーンに使われた閃光の点滅サイクルの条件が人間の念の波動に同調して、深い瞑想状態に似た症状が起きたことによるものですが、自身の心がコントロールされていないので意識障害がおきるのです。しかし、人間の念【生霊】のように、症状が持続することはありません。個々の物質生物が固有の波動を持つように、無機質で人工的に作られた波動で意識障害を何度も繰り返すと、人間の念に反応しにくくなり、人間どうしの意思の疎通が苦手になる可能性があります。