般若湯
はんにゃとう


般若の智慧とは、肉体の次元を超えて自在で超人的な、五感を超えて知る力は禅定などの修行によって得られる霊妙摩訶不思議なもので、天耳通、他心通、宿命通、神足通、漏尽通の六神通、といわれるものです。左脳による知識による智恵とは違います。仏教では、酒の事を隠語で般若湯といいます。宗派によっては、アルコールを一切禁止している所もあるのですが、コップに塩をつまんで少し入れ、一杯くらいなら良いと言うところと、まったく気にせずに本人の意思のまま、あるがままの姿に任せるところもあります。酒は飲み過ぎると人の精神・思考を失わせます。酒を呑んでいない時は今までに積み重ねた経験によって、周囲の人達と考えながら接していきます。しかし、アルコールを飲むと神経が麻痺されて、考えるよりも感覚で行動するようになります。感覚の中には他人の、意識が入ってきた時に、普段は考える事で処理して社会に対応しているのですが、周りの人から向けられている感情、念のままに行動してしまう人がいるのです。他人の意識、感情の念がそのまま出てくるので般若湯というのです。他心通力、テレパシーのような現象が普通の人にも起きるのです。仏教などの修行で自我の感情を削りとって、無意識状態をつくり、入ってくる念等の区別のつく状態で色別されている事を、般若の智慧というのです。般若の智慧には色々あるのですが一部分です。酒は百薬の長と言われ、上手に飲むと健康長寿を維持するのに役立ちます。写真の徳利は、和歌山県高野山を参拝した人の御土産にいただいたもので、中身は芳醇な原酒でした。





般若湯醸造元