土地に憑く霊


相談に来たのは40代の女性です。兄弟が5人いるのですが、次々と不幸に見舞われるので、霊のようなものが憑いているのではないかと尋ねて来ました。事の始まりは2男28歳の子供2歳が原因の良くわからない病気で、亡くなりました。2男は個人で運送屋に車を持ち込み、下請けをしていたのですが、当時はバブルの頃で、夜も寝ないで荷物を運ぶ事もあり、1か月150万もの所得があったそうでが、車の事故で足を骨折して損害補償と、車の借金だけが残るような事になったそうです。

1年後、胃に癌のある事がわかり手術を受けたのですが、間もなく亡くなりました。その年に長男の腎臓の病気が悪化して、透析を受けるようになりました。翌年、長女の夫は高級衣料品店と飲食店等を経営していたのですが、体調が良くないので精密検査を受けると大腸に癌のポリープが所々にあり、手術を受けたのですが、その後商売の方も思わしくないので一部の店を残して、店を閉める事になりました。

同年に次女と夫が離婚、1年後に元夫が亡くなりました。このような出来事が3年くらいの間に続けて起きたのです。相談者の女性から電話を受けた時には、強い念の波動を感じたので、霊の作用を受けているのはわかりました。尋ねて来たときに外見や話し方は物静かな感じなのですが、心の中から憎しみのような感情が伝わってきました。

霊視をすると、お寺のような建物の横に小さな家が観え、近くで子供が遊んでいるのが観えるのです。また、葬式の行列で、大勢の人の泣いている姿も観えるのです。

育った家は貸家で、以前にお寺が建っていた場所に建てられた物で、子供の頃はお寺のお坊さんに勉強を教わりに行ったそうです。お寺は新しく建て替えたのですが、昔はお墓もあった場所を整地してアパートを建てたそうです。

家が悲観的な念の強く集まる場所に建っている場合には、そこに住む人たちの生き方考え方、人に対する接しかたで成功したり、悲しみ苦しみの現象が普通の場所以上に強く現れます。墓のあった場所に家を建てると葬られた人の念の作用を受けて社会的に大きな成功を得る人がいますが、好ましくない生き方をしていた人の念の作用を受けて、苦しみ悲しみの連続して続くような生き方をする人もいます。

相談者に不幸を起こした原因は、住んでいた場所の影響で霊媒体質が強くなり、トラブルいさかいを起こした時に相手の恨み憎しみの生霊を受けた事がきっかけで、過去に葬られていた人の好ましくない念を引き出した事によるものです。

このような現象は、一般にお墓に葬られた人の霊に憑かれたと言われています。生活が豊かになり思いやり恩を忘れ、人を見下すことがあると、急激に不幸の底に落ちて行く人がいます。

成功するよりも、不幸の底から浮かび上がる方が何倍もの努力が必要です。周囲の人に感謝することが大切です。