まとわり憑く生霊


A子さんは26歳で美容師をしています。相談の内容は突然イライラしたり無気力になり体調もおもわしくないので、仕事を一月ほど休み実家の方へ帰っていたのですが、何か悪い霊ものに憑かれているのではないかと思い、家族と一緒に尋ねて来ました。

子供の時父親と死別したのですが、墓参りや仏壇に手を合わせることもしなかったので、亡き父親や先祖の霊の障りではないか思ったそうです。
尋ねてきた女性の印象は、色白でもの静かな真面目そうな感じのする人でした。
症状の強く出てきた頃は仕事からくるストレスと思っていたそうですが、気持ちが沈みこむような症状が出るときは、いつも自分の中に誰かがいるような感じがあったそうです。また、金縛りにあったりするときは、男性のような感じの人が脳裏に思い浮かんでくることもあるので、死んだ父が何かを知らせようとしているのかとも思ったそうです。

依頼者の霊視をすると、異常とも思えるような強い情念を感じさせる男性が現れるので、だれか、恋愛感情を向けられるような男性に心あたりはないかと尋ねると、職場に男性がいて食事に誘われたりする事も有るのですが、深い付き合いをしている様子でもありませんでした。体調の悪くなった頃の話しを聞いていると、20歳の頃半年くらいの期間付き合った男性と深い関係になった事を思い出したのです。

その話をした時に女性から出る念に急にザワザワとするような情念の感触を受けたのです。男性との付き合いは、半年くらいで終わり、女性の方から一方的な別れかたをしたのですが、まさか、6年を過ぎた今になっても未練の思いの念を向けているとは思わなかったそうです。

恋愛や結婚をして、性関係を何度か繰り返し、一方的な別れかたをしてどちらかに強い未練が残ると、たとえ、別れて遠くに離れて暮らしても、思いの念は生霊となって、向けられた人に強い影響を与える事があります。たとえ九州と北海道のように離れていても生霊の思いは瞬時に相手に届き心に影響を与えます。

未練の思いを向けられ、生霊にまとわり憑かれているために恋愛を何度も繰り返す人もいます。そのような場合ほとんどの人が自分の思いではない誰かの念の存在が心の中にいるような体験をしているようです。恋愛ができない、見合いがまとまらない、男性に対して異常なほどの性的な情念を感じて、複数の人と関係を持ったりする人もいますが、自分で自分の心を抑えられないものです。

現世の生霊によって引き起こされている症状ですが、苦しみの元になってい原因は前世の因果によるものです